【1on1チャンネル コラム版 】〔67〕キャリアビジョンの実現に必要なこと
アジャイルHRでは代表の松丘啓司と講師の夛田素子によるYouTube「1on1チャンネル」を開設しています。本サイトでは、過去に配信した対談を1回ずつ短いコラムに編集してお届けします。
夛田:キャリアビジョンを実現するといっても、なかなか一人では難しいなというふうに感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ビジョンは一人で実現しなくてはならないのでしょうか?それとも周りの人に協力を得ることを考えてもよいのでしょうか?
松丘:もちろん、大丈夫です。一人でできることというのはなかなかありません。
集団生活を送っている中で、すべて思った通りの状態にたどり着くことは、端から無理なので、上司もそうですが、友達や家族やあるいは会社の先輩など、いろんな方に助けてもらうという発想が大事ですね。
夛田:助けてもらうときは、上司だけではなく、いろいろな人を巻き込んでいってよいのですね。
松丘:巻き込んでいくという側面もあるかもしれませんが、つながりを作っていく中で、助け合うというのはお互い様ですから、自分もいろいろとヘルプしてもらうかわりに、自分からも何かを助けていくことが必要です。
そういうネットワークに支えられていることによって、気づかされることもあれば、何か違った視点を得られたり、アドバイスが得られたりすることもあれば、協力してもらえることもあります。
そういったサポートネットワークを築いていくということが、実はビジョンを実現する上で非常に大切な要素になりますね。孤軍奮闘だとなかなか難しいと思います。
夛田:お互い様という言葉がありましたけれども、昔ながらの 言葉のように聞こえるかもしれませんが、上司もメンバーも一人で気負うことなく、サポートメンバーを作る。サポートネットワークづくり、この辺りをぜひ大切にしながらビジョンを叶えることを考えてみて欲しいと思います。